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学会・セミナー

2013年 7月 正規アクティブリリースセミナー

ARTセミナー集合写真(上肢)

ご参加頂いた受講生の皆様大変お疲れ様でした。そして素晴らしい学習意欲に今回来日した本部の事務局長も感嘆の声をあげていましたよ。世界中の受講生がこのレベルの意欲があればいいと今回のセミナー中の動画を世界中のクラスでもたまに流すらしいです。(笑)アクティブリリース代表の私を含め、全ての講師たちもいつも刺激を頂いておりますので改めてお礼申し上げます。 ケーススタディーで来て頂いたエリートトライアスロンの選手の方にもお礼申し上げます。
また今回は緊張感からか1日目の午後に体がいつもの様に動かすことが出来ずに申し訳ありませんでした。鍛え直します!
また皆様と共に勉強できる機会を楽しみにしております!
Thank you so much for coming and giving us such a great opportunity to study and practice!! We all promise that we will help people by the best knowledge. -With all respect, Special Thanks to Dr. Leahy and Michel. Active Release Techniques JAPAN



ケーススタディ 村山彩選手

ケーススタディ1

今回のケーススタディーはアスリートフードマイスターの村山彩選手。館山わかしおトライアスロンレースで総合優勝するなどアスリートとしても本格的な実力の持ち主。さて今回は片側の股関節の引き上げに違和感を感じるとのこと。具体的な痛みはないが、片足で自転車を漕ぐ練習のときなどに片方のももが上に引き上げることができないというのが主訴です。ドクターリーヒーは写真で私がインタビューしているときからすでに姿勢が気になっていたと評価。



ケーススタディ2

治療個所は腸骨筋及び大腰筋。最新クラスのコンプレックスクラスの施術法で治療しています。



ケーススタディ3

アクティブリリースで癒着を取り除きその後の評価でかなり筋機能が回復し多模様で笑顔の村山選手。また頑張ってください!




ケーススタディ 仲野先生

ケーススタディ4

もう1つのケーススタディーは受講生の仲野先生です。左の膝が痛むとのことでした。スクワットテストで痛みがでます。MRIによれば内側の半月板の損傷および前十字靭帯の損傷が認められているとのこと。今回のセミナーでやったようにまず半月板の滑走を確認し、評価、施術します。同様に靭帯部も施術します。最後にスクワットテストで再度評価をします。関連する腸脛靭帯や外側広筋も施術。全可動域の無痛と関節の違和感が8割まで改善した時点で1度様子を見るとのこと。約10分の評価/施術でした。当然のことですが、アクティブリリースを10年近くやっていてもここまでの早い施術は難しいです。 まずは安全で丁寧に治してさしあげることを第一に考えてアクティブリリースを行うようにしましょう。

2013年2月 ART(アクティブリリーステクニック) 正規セミナー(上肢)

ARTセミナー集合写真(上肢)

 2013年2月、ART(アクティブリリーステクニック) 正規セミナー(上肢)が東京で開催されました。今回も ART(アクティブリリーステクニック)創始者である「Dr.リーヒー」(写真中央、ブルーのポロシャツ)が参加されました。

写真中央右、青いベストの女性は阿部先生。彼女は女性ドクターでありながら当院長の新井とともにART代表を勤めており、小柄で心の広い先生です。ART(アクティブリリーステクニック)は女性でも力の無い方でも施術ができるのが特徴の一つです。


研修風景(座学)

座学風景

 初日午前はドクターリーヒーから治療哲学や科学的な裏付け背景について講座があります。約2時間程度ですが、創始者は座学の時点から『今回の学会で最も学んで欲しい部分は患部への実際の触診と 筋/関節/神経 機能評価の実地の部分である』と強調しておられます。解剖学や運動機能はテキストからでも知識を得る事ができますが、 この3日間で最も大切なことは触診そして施術の実際の技術を磨くことにあります。特に『ソフトコンタクト』を強調して指導させていただいております。


研修風景(実習 五感で学ぶ)

実習風景01

 実習の進み方はまず映像を見てからインストラクターが実演します。


実習風景02

 写真は五十肩(癒着性関節包炎、フローズンショルダー)の治療法の1つです。


ケーススタディー(実際の患者様をご招待しての実習)

ケーススタディ01

 実際の患者様にも来て頂くケースもあります。こちらは難治性の50肩の方ですが、1日おきに2週間のアクティブリリースで肩が上がる様になります。

五十肩の治療法一例

こちらの患者様以外にも2ケース肩の関節包の治療が有りましたが、5分ほどの施術で症状が50%から90%改善しました。こちらの患者様はかなり関節包の拘縮/癒着が見られた様で、15分ほど施術が行われました。 


最後に

ケーススタディ01

 指導中の新井です。今回も受講生の先生そして生徒の方々の真剣な受講態度に創始者も感銘しておりました。在米10年の私からみても日本で育った日本人がもつ生真面目さは世界に通用するクオリティです。いつかARTジャパン治療チームでアイアンマンレースの世界大会に行きたいですね。


2012年4月 ART(アクティブリリーステクニック) 正規セミナー

ARTセミナー集合写真

2012年4月、ART(アクティブリリーステクニック)の正規セミナーが日本(東京)で初めて開催されました。今回はART(アクティブリリーステクニック)の創始者である「Dr.リーヒー」も参加、20名近い受講者と非常に有意義なセミナーとなりました。

最終日には認定テストも実施され、当院のDr.新井はこのセミナーにインストラクターおよび認定テストの検定者として参加しております。


研修風景(座学)

ARTセミナー座学

 座学も直接Dr.リーヒーから指導をして頂けるセミナーでした、通訳も入り非常に贅沢です。

 内容はアクティブリリーステクニックにおける理論体系の根本となる、『何故、筋疲労が筋膜の癒着(こり)をおこす原因となるのか』また『どうすれば予防できるか』を具体例を挙げて学習していきます。


研修風景(実習)

ART ironman

セミナーでは、まず実際にアクティブリリーステクニックの治療を受けて頂きます。そして治療の感覚がご自身に残っているうちに実践して頂きます。

体感したものを体現し、わからない部分は指導員と一緒に学ぶ、そんな教育体系をとっております。


JFRI 日本筋繊維リリース学会

「米国スポーツ筋膜リリース医学を日本のストリートへ」
2019年以降、JFRIではより日本の現場に合うような研修会を目指し、
定期的に技術研修会を行っております。


院長の指導医に関する情報は、院長紹介 ページをご参照ください。
受講希望の方は お問い合わせフォーム からお問い合わせください。


受講者の声

からだ鍼灸整骨院 長野圭佑 さん

受講時間 350時間(2021年1月時点)

からだ鍼灸整骨院院長 長野圭佑です。

 私は、鍼灸師と柔整師の資格を取り、整骨院を4院経験した後に、2015年に静岡市に「からだ鍼灸整骨院」を開業しました。専門学生時代から筋肉の痛みに特化して治療を行っていこうと決めており、資格を取得後は、国内外のセミナーに数多く参加しました。ある程度の症状は治せるようになったのですが、今まで学んだ理論では、鑑別ができない、治すことができない症状が現れました。各組織に対し治療方法が確立されているテクニックを探していたところ、新井先生と出会いました。

 新井先生は、アメリカと日本でオフィスを開業されており経験が豊富で、人間性・知識・技術においても優れており、憧れの存在でした。研修をお願いする時の心境は、エベレスト登頂を目指すくらいの覚悟でした!研修中の内容・要求ともハイレベルで、初めの頃は、毎回脳みそはパニック状態でした。研修費用も決して安くはありません。自らのプレッシャーが掛かり、一秒も無駄にしない気持ちで、体は緊張でガチガチでした。帰りの新幹線では、自分は習得できるのか?筋線維がわかる日は来るのだろうか?
患者様に提供できる日は来るのだろうか?研修費は回収できるのか?と不安になる時期もありました。

 しかし、この不安は、研修を続けていく中で、自信へと変わりました。月に1度のペースで、半年(6回)経過したくらいから、筋線維を感じ取る感覚がわかり、毎回新たな知識・技術を身につけられることに楽しみを覚えるようになりました。

研修により大きく得た事は3つあります。

①圧倒的な治す力
②理論的な診察・診断
③メンターを持つこと

【①圧倒的な治す力】
 今までは治すことが出来ない症状を治すことができるようになりました。軟部組織を治療していると「この組織を治療したいけど、方法がわからない」「この組織は正しく触れているのだろうか?」と感じることはありませんか?研修では、一つ一つの組織に対し、解剖・生理学、触診方法、治療法、立ち位置、細かな注意点などを丁寧に指導して頂き、疑問や質問を一つずつ解消することが出来ます。特に、末梢神経・関節包・靭帯に対する治療に関して、研修を受ける前には、これら組織は正確に触ることができないので、治療対象として考えることはできませんでした。研修を受けていく中で記憶に残っているのは、坐骨神経の滑走がわかるようになった時です。

今までにはわからない、新しい世界を感じました。

【②理論な診察・正確な評価】
 研修を受けるまでは、「なぜこの組織を治療するのか?」の問いに明確に答えることはできませんでした。その為、評価や治療計画も曖昧な状態で、再現性は低い状態でした。新井先生の治療を見学させていただき、一番に感じることは、治療の一連の流れに無駄がなく、理論的な診察であり、組織に対しての評価も正確で繊細です。

 研修では、ただ治療法を学ぶだけではありません。
 様々なケーススタディを用意して頂きます。

 問診・検査・評価・治療・説明の流れで行い、新井先生にフィードバックして頂き、実践的なスキルアップをしていきます。研修を重ねるごとに「なぜこの組織を治療するのか?」の問いに、明確に答えることができるようになり、自院においても、経験したことがない症状の患者様に対応できるようになりました。診察と評価ができるようになったことで、筋線維リリースの適応外の症状も分かるようになり、明確な線引きができ、患者様へのベストなアドバイスを行うことができるようになりました。

成果を出す為には、診察と評価が最も重要だと感じております。

【③メンターを持つこと】
 新井先生にメンターになって頂けた事が、治療を学ぶ以上に有益な事でした。、メンターとは、日本メンター協会HPによると“人間的に信頼・尊敬でき、公私ともに安心>して相談できる人”治療家として、院長として、経営者として、院を運営していると、様々な悩みや不安があります。

 誰かに相談をしたくてもできないこともあります。

 特に、治療院が増え続け過当競争になっている現在、研修を受ける前は、今後の方向性に悩み苦しんでいました。新井先生にメンターになって頂き、ただ治すだけ・お金を稼ぐだけではなく、治療を通じ人生を豊かにする方法を、研修以外の公私の時間を通じて、養うことができ、人生が明るくなりました。また、私はこの筋線維リリースを学び、新井先生にメンターになって頂いた事で、治療家としての社会的役割を見つける事もできました。日本の医療は、軟部組織に適切な治療が行われおりません。
筋線維リリースをゴールドスタンダードにするべく、一人一人の患者様に対し、全力で治療を行い、軟部組織の重要性を伝えており、私が開業している静岡のエリアで少しずつ認知され始めております。

今後、筋線維リリース研修を受講する志の高い仲間が増えることを楽しみにしております。