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五十肩(四十肩)の治療と実例

五十肩(四十肩) 料金表


五十肩(四十肩)治療における回復目標

当院では痛みを無くす事はもちろん、最終的な回復目標として以下の内容ができるようになる為の治療プランをご用意しております。


 ・ ご自分の体重を支えられる関節筋機能

 ・ 腕立て伏せができる

 ・ ぶら下がることができる(懸垂等)


これらの事が出来ないと咄嗟の判断が必要な場合(転びそうになった時、電車で急ブレーキがかかった時)に腕の力で体を支えられない為、大ケガに繋がる場合があります。


これらの内容は肩が上がるようになるだけでは実現しません。

体が支えられない為に外出が億劫になるという患者様も大勢いらっしゃいます。

20代30代と同等の機能を取り戻して、始めて回復と言えるのです。


五十肩(四十肩)の原因

五十肩(四十肩)は「癒着」が原因です。


運動していない(もしくは使いすぎた)筋肉は「癒着」が発生します。「癒着」して分厚くなった関節(包)が肩の可動域を制限することによって、「肩が上がらない」「痛い」といった症状がでるのです。


また普段運動をされている方でも、肩全体使うような運動をしていないとやはり五十肩(四十肩)になってしまいます。

当院では五十肩(四十肩)を予防するために必要な肩全体を使う運動も指導しており、再発しにくい体作りのお手伝いをしております。


癒着についての詳しい説明は"ケガが再発する理由"を参照ください。


五十肩(四十肩)の治療期間と治療頻度の目安

治療期間および、リハビリメニューを作成するにあたり、一つ目安となるのが「初診時に腕が水平まで上がる」かどうかです。


 「初診時に腕が水平まで上がる」かどうかチェックする可動域測定器です。
五十肩(四十肩)の治療期間の目安


腕を下げた状態で可動域測定器を腕に押し当てます。         ⇒         腕を上げて角度が何度まで上がるか確認します。
五十肩(四十肩)の治療期間の目安 五十肩(四十肩)の治療期間の目安


「初診時に腕が水平まで上げられない」場合、週2回、30分の治療を3セット(3週間)行うことがベストです。この期間でほとんどの方が120度以上腕が上がるようになります。


以降、目標に応じて週1回、15分の治療とリハビリを続けていただく事で、驚くほど肩が上がるようになります。


「初診時に腕が水平まで上がる」方の場合、早い方だと1回で症状が比較的重い方でも、週1回、15分の治療を3セット(3週間)続けていただくことで、ほぼ治癒します。


五十肩(四十肩)の治療期間の目安

「腕が水平まで上げられない」場合、筋や腱が断裂している可能性があります。念のため、MRIで確認して頂く事がベストです。


五十肩(四十肩)の治療

肩関節の表層から深層まで、症状に応じて肩全体にアクティブリリーステクニックの治療を施していきます。

五十肩の治療サンプル ビデオリンク

肩関節の治療1      肩関節の治療2      肩関節の治療3      肩関節の治療4


五十肩(四十肩)のリハビリと予防

上腕肩甲関節 負荷の弱い チューブリハビリの例

・腕を脇にしっかりと付け(タオルなどを脇に挟むと良い)、肘は90度。





・内側に回す。

負荷の弱いチューブリハ1

負荷の弱いチューブリハ2


上腕肩甲関節 負荷の中程度 チューブリハビリの例

・腕を締めて、肘は90度。






・外側に回す。

負荷の中程度チューブリハ1

負荷の中程度チューブリハ2



上腕肩甲関節 負荷の強い チューブリハビリの例

・低い位置から高い位置へ、高い位置から低い位置へ 小さな8の字を書きながら痛みのない範囲で動かします。
・出来る方は頭よりも高い位置で行います。
・細かい軟組織の血流を促し治療効果を促進、完治を早めます。

動画をクリック↓ 上腕肩甲関節 負荷の強い チューブリハビリの例



通常の予防運動 フォーム ロール 脇(広背筋など)

・肩関節の可動範囲をより広げ、五十肩(四十肩)などの癒着による慢性的な怪我の予防になります。






動画をクリック↓ 通常の予防運動 フォーム ロール 脇(広背筋など)