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2011年10月8日、ハワイ島コナで「IRONMAN World Championship 2011」が開催されました。
アクティブリリーステクニックは「IRONMAN(アイアンマンレース)」の公式治療であり、プロアマ問わず選手から絶大な信頼を得ています。
本大会には当院からDr.新井が公式メディカルスタッフとして参加。10月2日より大会当日までサポートして参りました。
写真は左から 「ARTの創始者Dr.リーヒー」 「西内洋行プロ」 「西内真紀プロ」 「Dr.新井」
西内洋行プロは元々効率の良い体の動かし方に強い関心を抱いていたようです。
その関連から「IRONMAN」の公式治療であるアクティブリリーステクニックには以前より興味があったようで、今大会において初めて治療を体験されました。
西内真紀プロは、歩く度に電気が走る様な足裏の痛みに悩んでいたそうです。
Dr.新井と創始者Dr.リーヒーの贅沢なコラボ治療で走っても痛くない状態まで回復。
「すごい!」と感激されてました。 西内プロのHPは http://nishiuchi.net/ です。
西内洋行プロのケース
症状:走行時、右足の着地に違和感があるとの事
トップの選手になるほど「痛み」だけではなく「完全に近いコンディション」が求められます。今回もそれに準ずるケースです。
アセスメント:通常の痛みや可動域のテストと違い、如何に関節がスムーズに動いているかという事をを中心に関節可動をチェックします。
足首と足の甲にアクティブリリースの施術し、動きが制限された部分を解きほぐす
半月板の動きを検査
膝関節包の治療
股関節関節包の検査
腸腰靭帯の治療
機能テスト:実際に走行テストをして頂きました。トップランクの選手は自分の体を誰より熟知しています。
ドクターとしての仕事は可能な限り詳細な内容を伺い、細かく丁寧な対応をさせて頂くことです。
本大会の成績は過去最高の34位!おめでとうございます。
↓のビデオはアクティブリリーステクニックを受けた感想です。
西内真紀プロのケース
症状: 1. 右足の裏から電気が走る様な痛み
2. 右アキレス腱に違和感
3. 偏頭痛と筋緊張性の複合型頭痛
アセスメント:アセスメントと同時に「何故症状が出てるのか」詳しく、分かりやすく説明することも大切な仕事の一つです。何故痛むのか理解する事で選手は安心もできますし、予防策も具体的になります。
アクティブリリースの特徴として「根治を目指す」というものがあります。これは痛みの原因を特定して治療を施し、結果として症状が消えるというものです。今回の症状1「足裏の痛み」はその典型です。
アクティブリリースの施術を行います。
写真は症状1 足裏の痛みの治療として「足の前スネ」を治療しているものです。
足裏の痛みは「別の部位に問題があり」結果として「足裏に痛み」が出ている症例がほとんどです。ここで足裏をマッサージしても痛みは引かず、慢性化してしまいます。原因部位の特定と治療こそが、症状の大幅緩和と根治につながります。
次に足の甲を治療します。この二つの治療で足裏の痛みは大幅に緩和されました。
この段階で症状2のアキレス腱の痛みも同時に緩和しました。ポイントは前スネと足の甲にあったようです。
写真にはありませんが、この他に足首の調整も行っています。地面に対する足の接地角度も調整しないと再発の危険性が高まります。
レース前のトライアスリートには連動する関節、膝(半月板)、体幹部では腸腰筋への治療を全選手に施しています。
機能テスト:実際に走行テストします。
500通り以上の細かい施術法で対応するアクティブリリーステクニックなら安心で安全です。
選手の所見とドクターの期待が合致すれば施術成功です。
↓のビデオはアクティブリリーステクニックを受けた感想です。
写真はスタート直前の様子です。水平線と並行して水面に浮かぶ黒いライン(小さな点)はすべて選手です。
IRONMAN(アイアンマンレース)では海の中からスタートして一気に沖へ泳いでいきます。
スタート直後、一気に沖へ向かう選手のビデオは↓からご覧ください。
バイクで駆け抜ける西内真紀プロ。
プロの平均スピードはで時速40キロ近くになります。
ランが始まった直後の西内洋行プロ。
これからフルマラソンと同じ距離を走り抜きます。
Dr.リーヒーはアクティブリリーステクニックの創始者であり、アメリカではカイロプラクティックの教科書に載るほど人物です。
筋膜リリースを科学的に体系化し、徒手医療で初めて医療特許を取得した人としても有名です。
↓のビデオは西内真紀プロの足の甲にあたる部分の機能不全をDr.リーヒーとDr.新井がチームで問題解決にあたっているビデオです。
アクティブリリーステクニックは「IRONMAN」の公式治療法です。
米国では医師ライセンスを持ち、ARTを修了しているドクターを"ARTドクター"と呼びます。
"ARTドクター"とは、世界のトップアスリートが安心して体を任せることができる治療者の証しなのです。
腰方形筋の治療
子供を抱えながらのランニングの練習で右の腰部を痛めてしまった選手。
アクティブリリース治療とストレッチングを処方。治療風景のビデオは↓をご覧ください。
中殿筋の診断/調整
骨盤のバランスに左右差が出てしまった選手。
骨盤のバランス差が機能的なもの(調整ができるもの)か生まれつきかを診断し施術やリハビリを指導。
診断のビデオは↓をご覧ください。
アシスタントを使った治療
自転車の練習のあと腸腰筋群が癒着により股関節の可動域が狭くなってしまった選手。
アクティブリリース施術とストレッチングを処方。治療風景のビデオは↓をご覧ください。
稲田選手
79歳のトライアスリート。トライアスロンは70歳から始められたとの事。
いつも走り始めに臀部のあたりが痛む(腰椎4番目にすべり症がある)のですが、治療後は痛みが50%程に軽減したとの事。
治療中の写真 骨盤付近の関節をゆっくりと緩めます。治療後の感想は「かなりよくなったね。」嬉しそうな笑顔に。
↓のビデオはアクティブリリーステクニックを受けた感想です。
颯爽と走る姿は年齢を全く感じさせません。
田中選手
グループ別でベスト19に入っているハイレベルな選手。
腕が上がりにくいとのこと。俗にいう40肩の症状です。運動不足で起こるケースもありますが、水泳選手にも非常に多い症状で、インピンジメント症とも呼ばれています。
このケースでは、肩甲骨と肩関節の可動域を広げる施術が必要になります。
↓のビデオはアクティブリリーステクニックを受けた感想です。
東海選手
左首から首の付け根にかけて「寝違い」の様になり、左に向けない状態。走ることは勿論、お良く座位の息継ぎや自転車走行中の安全確認がやり難いとのこと。
二日間連続の施術で、首は左右問題なく動くようになりました。
レース結果はいつもよりも早いタイムでクラス別ベスト17位!
↓のビデオはアクティブリリーステクニックを受けた感想です。
「一気に可動域が広がりました!」