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ユースエリートアスリートクラス

 運動神経が最も発達しやすい14歳まで選手に「正しい体育理論」をマンツーマンで指導します。将来トップアスリートになろうと思っている場合、14歳までに、「筋 / 腱 / 関節」の動きと仕組みを頭と体で理解出来るようにすること非常には重要です。「筋 / 腱 / 関節」の動きと仕組みを理解出来るようになれば、各種目のトレーナーが言わんとしている指導内容を理解できる選手になり、練習効率が大幅に向上、将来爆発的な結果を出すことに繋がります。

受講資格

  • 世界のトップアスリートになろうと思っている選手
  • 怪我で練習ができず、復帰方法が分からない選手

対象年齢

  • 10〜14歳

期間と料金

詳細は面談の上、決定致します。お問合せ下さい。(特待生制度有り)

指導内容

以下の5つの項目に沿って、実践的で本質的な体の動かし方を学びます。

1.筋肉の連動性 個々の筋肉の感覚を理解し、実際のスポーツに近い動きで実践的な筋肉の連動を理解する。
2.俊敏性 どうすれば、ライバルより早く進行方向を変えられるか理解する。
3.瞬発性 どうすれば、ライバルより瞬間的に体のエネルギーを全て出しきれるか理解する。
4.持久力(筋持久力) どうすれば、ライバルより粘り強くエネルギーを出せるのか理解する。
5.柔軟性(関節可動域) どうすれば、ライバルよりしなやかに手足を動かすことが出来るのか理解する。

クラスは週1回が基本です。毎週、必ずホームワークが出題されるので、実際は週に2〜3回ほどのトレーニング内容になります。一番重要で難しい作業は、選手の体にあったトレーニング法を探していくことです。

実際の選手の例 森川海舟選手 レスリング全国大会 6連覇 無敗(2012年現在)

森川選手は練習中に左腕を骨折し、関節可動域が狭くなった状態で完治してしまいました。骨折により患部付近の軟骨部や靭帯が筋繊維を巻き込んで癒着し、非常に固くなった為です。


肘の可動域は初診時 「105度」。この数値は洗顔や食事にも支障をきたすレベルです。(癒着はレントゲンやMRIで診断出来ないため既存の病院では骨が繋がった時点で”完治”とせざるを得ないのが現状です。)


治療

アクティブリリーステクニックによる治療を行い、2回目で「110度」、4回目で「145度」まで回復しています。これによりレスリングで相手を掴む動作の成功率が圧倒的に上がりました。

ユースエリートアスリートクラス実例03 ユースエリートアスリートクラス実例04

トレーニング内容(一部のみ)

ユースエリートアスリートクラス実例01

股関節筋群の力を体幹を通して上半身へ円滑に伝達させるテストであり、トレーニングとなります。森川選手の場合、単体での体幹テストの結果より、このような連動動作の神経が発達しており、強さの一因になっています。


ユースエリートアスリートクラス実例02

平行棒による腕立て(ディップス)と呼ばれる運動です。

森川選手の場合、肘を骨折した経緯がありますので、写真左のような初動のポジショニングをさせることで関節軟骨部 / 靭帯に負担をかけないような運動姿勢を学ぶ必要があります。世界のトップアスリートを目指す場合、このような医学的アプローチをユースアスリート時代に学んでおくことが非常に重要になってきます。

アメリカと日本のユースアスリートの違い

私が在米時代に驚いた事は、アメリカのユースアスリートの知識量です。全米代表の高校野球の選手などは日本のプロ野球選手より論理的で鋭く、深い質問をしてきます。あらゆる面で貪欲に自分の成功を願い、学び、実践していく姿勢に日米の違いを感じたのを鮮明に覚えています。今後は日本人アスリートにも同様の知識量が求められるようになるでしょう。

日本の現状

また日本にも新しい体育理論が次々やってきます。しかし単純に流行しているだけのものからメタボ予防のフィットネス向けのもの、また本格的アスリート向けのトレーニングが混在している状態で、何をどのように組み合わせれば良いか分からなくなっている事が多い様に思います。ユースの年代から「正しい体育理論」を学び、正しく情報を取捨選択できるようにコーチングさせて頂き、ゴールまで導かせて頂ければと思います。