TOP / スポーツ / IRONMAN70.3セントレア常滑ジャパン
2012年6月24日、愛知県多田海岸にて「IRONMAN 70.3 セントレア常滑ジャパン」が開催されました。
70.3はスイム1.9km・バイク 90.1km・ラン 21.1km の総距離約 113.1km (70.3マイル)からきています。「IRONMAN World Championship」の出場権が獲得できる大会ということで、国内の有名選手が多数参加しておりました。
今回、ART(アクティブリリーステクニック)ジャパンの公式ブースが日本で初めて出店され、当院からARTジャパンの代表としてDr.新井が参加致しました。
走行においてストライドの幅は非常に大切です。
腸腰筋/大腰筋が硬くなり、周りの筋肉と癒着を起こすと以下の様な症状がでます。
1.走行スピードの低下
ストライドが狭くなりスピードが落ちる。
2.腰痛
狭くなったストライドを広く保つ為、背中に負担がかかり腰痛の原因に。
特に距離を走っていると腰や背中が痛くなるのはこのタイプです。
施術前
施術後
写真で確認していただける通り、施術後に可動域が大幅に広がっています。
ストライドが自然と大きくなり、走行スピードは上昇、腰痛も予防できます。
アクティブリリースの治療後は予防として ストレッチ11 を行いましょう。
この選手は内転筋がとにかく張るという症状を訴えていらっしゃいました。
内転筋が疲労し癒着が進行すると以下の症状が出ます。
1.股関節の痛み
2.腰痛
3.走行直進性(スタビリティー)の低下 特に身長の高い選手
スイムでのストロークにおいて脇が張る感じがするとの症状。
このケースは水泳選手に多く、放置すると癒着で関節の奥まで固くなり、五十肩のような症状になります。
アクティブリリースの治療後は予防として ストレッチ9 を行いましょう。
この選手はバイクである程度の距離を走ると、右だけ腰痛がでるという症状。
右の股関節が硬くなり、殿筋(おしりの筋肉)に力が力が入りづらい状態になっている為、右腰部に負担がかかっているというタイプの腰痛です。
仰向けに寝て、左右の足の親指が全く違う方向を向いている方は要注意です。
必要に応じて股関節 関節包は360度、全方向に施術します。
ある程度の距離を走った結果、痛みが出るケースは筋肉の柔軟性が失われている可能性が高いのです。
アクティブリリースの治療後は予防として ストレッチ13 を行いましょう。